四色問題(The Four-Color Theorem)

1976年に、イリノイ大学のケニス(Kenneth Appel)と(Wolfgang Haken)は世界中に、あの有名な四色問題が証明されたと発表しました。四色問題とは次のようなものです。

四色問題
あらゆる地図は四色を使うと隣接の国が異なる色で塗り分けることができるか?

このことは、100年間ものあいだ多くの数学者を悩ませ続けた問題が証明されたということで大ニュースとなりました。

しかし、その知らせは衝撃的なことに、数学者がコンピュータを使って証明したということでした。

言うまでもなく、このことは数学界に波紋をなげかけました。

ベル研究所のロングレアム(Ron Graham)によると、

「人間がその証明をチェックできないならば、それは本当に証明できたといえるのであろうか?」

続く

 四色問題(The Four-Color Theorem)